インフォメーション
2024-09-01 15:58:00
「美術」という分野において、女性は「見られる性」として、作品のモチーフとされてきました。
その点 創作人形においては、作り手の多くが女性であることも手伝ってか
他ジャンルと比べて、しばしば少年が作品モチーフとして見られます。
人形がたり5 Yに捧ぐ
男性をモチーフにした人形展を、この展示タイトルでやろうと決めたのは
昨年末でしたが、はからずも、
この夏はいつに増して「Y染色体」という言葉を聞きました。
今まで気にしたこともない自分の染色体について、
多くの人がかえりみることになったのではないでしょうか。
Y染色体上の遺伝子情報がかたちづくる
太やかな骨格と豊かな筋肉、
あるいは未発達のそれを内包する存在の
美しさに耽りたいと思うことは、
旧来の美術に対するアンチテーゼだけでは説明できない
わたしたちの純粋な欲求だと信じています。
下記の通り、展覧会を開催いたします。
ぜひ、会場にお越しください。
記
展覧会タイトル
人形がたり5 Yに捧ぐ
<会期>
2024年9月19日(木)〜10月7日(月)
13:30~20:00
会期中水曜定休
<会場>
珈琲舎・書肆アラビク
(大阪市北区中崎3−2−14)
<出展作家>
おぐらとうこ、片岡朋子、垂狐、
建石修志、小川クロ、てらお なみ、森馨
<オンライン販売のご案内>
・9月19日(木)20時より、メールでの作品問い合わせを承ります。
http://arabiq.net/contactからご連絡ください。
・9月26日(木)午前0時より、ウェブショップで作品をご購入いただけます。
以上